なぜ、中国ではインターネットをする際にVPNが必要なのでしょうか
その1.通信はすべて検閲される
中国でインターネットする際に、あなたが通信したデータはすべて「グレートファイアウォール」と呼ばれる、中国当局が運営している検閲プログラムを通過します。
そのため、YouTubeなどのGoogleが運営するサービスやTwitterなどのサービスはすべて中国当局によって使用することができないように、アクセスが遮断されます。
その2.プロキシサーバーでは不安定
無料のプロキシサーバーを利用すれば、グレートファイアウォールには、アクセス先のサイトがわからないため検閲を回避することが可能です。
しかし、プロキシサーバーの運営はボランティアで行われている事が多くとても不安定です。
また、使用しているプロキシサーバーの動作が停止した際に新たなプロキシサーバーを探す必要がありますが、その際に中国国内からプロキシサーバーのリストを入手することは非常に難しいです。
その点、VPNですと、動作は非常に安定しています。
また、多くのIPアドレスを保有しているため、仮に一つのIPアドレスがブロックされたとしても、他のIPアドレスが割り振られているVPNサーバーに接続しなおすことができます。
その3.いつものログインが不正アクセスに
例えば、あなたがよく利用しているサービスがあったとします。
それに、中国からいつも通りログインすると、あなたのアカウントが凍結される可能性があります。
これは、システムが自動的に不正アクセスを行われたと判断するためです。
現在、多くのサイバー攻撃は中国から行われています。
いつもは日本からアクセスされているアカウントに急に中国からのログインがあった際にシステムはどう考えるでしょうか。
もちろん、それを不正アクセスと見なすでしょう。
以上のような理由で、中郷ではVPNが必須と言えるでしょう。