どの国のVPNサーバーを利用するべきなのか?匿名性・通信速度の観点から徹底解説

この記事の所要時間: 535

VPNサーバーを契約をして、利用する際に「どの国のサーバーを利用すべき」か悩むと思います。

今回は、その疑問について、匿名性・通信速度の観点から解説します。

1.速度を重視する場合

よく、「ネット速度」という言葉を聞きます。

この「ネット速度」には二つの意味があります。

1つ目は、「通信速度」

”どれだけの容量のデータを一度に送信できるか?”というものです。

2つ目は、「応答速度」

”どれだけ速く返事が帰ってくるか?”というものです。

電車でたとえるならば、「通信速度」=「特急電車」と「応答速度」=「各駅停車」のようなものです。

「特急電車」にのれば、どこにでも高速で移動できます。

しかし、「1時間に1本しか運行しないため乗るのに待ち時間」が必要です。

「各駅停車」の場合、移動はそこまで速くはありません。

しかし、「1時間に30本近く運行しているため、待ち時間なしにすぐに乗車」できます。

「通信速度」=「バス」・「応答速度」=「タクシー」とも言えます。

「バス」であれば、一度にたくさんの乗客を運べますが、すぐには来ません。

「タクシー」であれば、一度に3人しか乗れませんが、すぐに来ます。

「通信速度」と「応答速度」とは、以上のようなものです。

これをインターネットを利用する状況に合わせて、考えてみましょう。

問題

<問題1>

掲示板の書き込みやメールのやりとりをする際に、重要となるのは「通信速度」「応答速度」どちらですか?

答え:「応答速度」

解説:やりとりするデータはテキストデータ(文字)が中心なため、通信の容量は多くありません。しかし、送ったデータが1分後に反映されては困ります。そのため、「応答速度」が重要です。

<問題2>

YouTubeなどの動画サイトを閲覧する際に、重要となるのは「通信速度」「応答速度」どちらですか?

答え:「通信速度」

解説:動画はとても大容量なデータです。しかし、そこまで即時性はいりません。いくら、再生ボタンをクリックしても、配信される動画がめちゃくちゃ画質が悪くては意味がありませんよね、そのため「通信速度」が重要となります。

理解して、いただけたでしょうか?

もちろん、どちらも高速であることに超したことはありません。

実際に利用する際は、自分の用途にあったVPNサーバーを選択する必要があります。

1.通信速度(通信容量)を重視する人

動画サイトや画像サイト。

そのほか、大容量のデータを送受信をする人はこちらに該当します。

どのVPNサービスにも言えることですが、「アメリカ」にはとても通信速度の速いサーバーが設置されています。

「イギリス」にも、通信速度の速いサーバーが多いです。

また、そのVPNサービスの運営が行われている国にも、強力なサーバーが設置されているケースが多いです。

ExpressVPNは、中国(香港)で運営されているため、香港には通信速度の速いサーバーが設置されています。

結論:アメリカ・イギリス、VPNサービス運営元の国

2.応答速度を重視する人

そこまで、画像が多くないウェブサイトを見る人、ネットゲームをする人、掲示板やメールのやりとりをする人はこちらに該当します。

何よりも、日本のVPNサーバーは応答速度がピカイチです。

理由は、「日本から利用すると、すぐ近くにサーバーがある」ということです。

いくらインターネットが高速であるとはいえ、物理的距離というのも重要です。

他には、韓国や中国(香港)・台湾に設置されているサーバーが応答速度が高速です。

以上が速度を重視する人のVPNサーバーの選び方でした。

続いて、「匿名性」を重視する人のVPNサーバーの選び方の解説です。

2.匿名性を重視する場合

まず初めに、「日本」から「日本のVPNサーバー」を利用すると匿名性がありません。

では、どこの国のVPNサーバーであれば”匿名性が高い”と言えるのでしょうか?

※これからの部分は、「ジャーナリスト向け」の記事です。

※犯罪をするために、今回紹介する知識を用いることは禁止です。

結論:発展途上国のVPNサーバーを選択する

例えば、Cという国で政府から嫌がれるようなことをインターネット経由で送受信したと考えたとしてみましょう。

※Cは先進国であるとします。

Cとはどこでしょうね?笑

Cという国は、”嫌な情報”を送受信しているあなたを探そうとするでしょう。

そして、政府は”あなたがどのVPNサーバーを利用しているか”という情報を手に入れたとします。

※ここまでは、比較的簡単にわかります。ここからが問題です。

政府は、そのVPNサービスの運営元に”サーバーの通信履歴を開示してほしい”と伝えます。

しかし、そのVPNの運営元は嫌がったとします。

今度は、直接、そのVPNサーバーへの捜査令状などを取得するでしょう。

その際に、先進国同士であれば、「サイバー犯罪捜査条約」を結んでいるため、簡単にその情報を入手できます。

しかし、発展途上国とはそうった条約は結んでいません。

そうすると、その国の捜査令状を取得するのは、困難になります。

ましてや、政治情勢が安定していない国・Cと仲が悪い国であれば、なおさらです。

そういった理由で、”匿名性を重視するとき”は”発展途上国のVPNサーバーを選択”すると良いでしょう。

以上のような点を重視して、”どのVPNサーバーを利用すると良いか”ということを選択すると良いでしょう。

もちろん、どのVPNサービスを利用するべきかということも非常に重要です。

速度を重視するのであれば、ExpressVPN

匿名性を重視するのであれば、NordVPN

がおすすめです。

ExpressVPNは中国・日本のサーバーを強化しているため、高速なネット通信が行えます。

ExpressVPNの特徴と評判!日本語でも大丈夫!?中国から接続できない??

NordVPNは、運営元がパナマの企業のため、検閲や捜査が非常に難しくなっています。

NordVPNの圧倒的特徴!他のVPNとは違う5つのポイント!選ばれる理由はこれだ。

コメント

  1. あああ より:

    まず初めに、「日本」から「日本のVPNサーバー」を利用すると匿名性がありません。とありますがPrivate Internet Accessのようなログを記録しないようなVPNでも匿名性はなくなりますか?