当サイトを利用されている方の多くは、匿名性を求めてVPNを利用されていると思います。
しかし、せっかくVPNを利用してインターネット通信を行っているのにもかかわらず、匿名性がなくなってしまう行動というものがあります。
今回は、その行動3つを紹介します。
1.ログを保存しているVPNサービスを利用
何よりも「VPN選び」が一番大事です。
VPNを利用すると、そのVPNの利用者はあなたの通信をすべて閲覧・保存することが可能です。
特に、無料VPNサービスでは、利用者から得た情報を保存、分析し広告を表示されたり、その情報を売買することで利益を上げているVPNサービスもあります。
また、有料のサービスであっても、ログを簡単に公開してしまうサービスもあります。
以下の記事で、おすすめ順でVPNを紹介していますので、ぜひ参考にされてください。
【2017年版】有料VPNランキング!日本人に最適なVPNサービスはこれだ!速度・匿名性から分析!
2.同時に通信を行う
VPNを利用すると、あなたのIPアドレスを隠すことができます。
※正確に言うと、VPNサーバーのIPアドレスがあなたのIPアドレスかのように見えるようになります。
しかし、あなたがGoogleのアカウントにログインしたうえで、VPNを利用した場合を考えてみてください。
いくらIPアドレスを隠すことができても、現在利用しているVPNサーバーのIPアドレスを隠すことはできず、そして、そのIPアドレスを利用しているのは「このGoogleアカウントを持っている人」であるということが意図も簡単にわかってしまします。
もし、VPNを利用して匿名性を保ちたいのであれば、同時に複数通信を行わず、本当に必要な通信のみを行うようにしましょう
匿名性を保つには、VPN専用パソコンを用意するべき!!その理由を徹底解説。
特にスマホだと?
特にスマートフォンの場合、自分が気付かないところでさまざまな通信がおこなれています。
友達からLINEが来たときに、あなたのスマホに通知が届きますよね?
なぜ、通知がくるかということを考えてみてください。
答えは簡単で、「スマホがLINEと通信を常に行っているから」ということです。
匿名性を最重視するのであれば、VPN専用のスマホやパソコンを用意することをおすすめします。
3.キルスイッチを無効にする
多くのVPNソフトには「キルスイッチ」という機能が搭載されています。
「キルスイッチ」とは、万が一あなたのパソコンとVPNの接続が切断された際に、強制的にすべての通信が遮断される仕組みです。
いくら安定しているVPNサーバーであっても、接続が常に保たれているわけではありません。
急にVPNとの接続が切れて、自分の本当のIPアドレスを利用してインターネット通信を行えば、あなたの匿名性がまったくなくなります。
匿名性を高く保つには、以上の内容に気をつけるようにしましょう。
また、最も匿名性の高いVPNはNordVPNです。
詳しくは、以下の記事をご参考にされてください。
コメント
「3.キルスイッチを無効にする」とありますが、
キルスイッチは「VPNの接続が切断された際に、強制的にすべての通信が遮断される仕組み」ですよね?
つまり、「生のIPアドレスで通信しないように、接続が切れた間は、インターネットに接続できなくする仕組み」ということだと思うのですが、そうなると、”無効”にしない方がいいのではないでしょうか?
VPN情報曲にコメントありがとうございます。
つまり、「キルスイッチを無効にする」とせっかくVPNを利用しているにもかかわらず匿名性がなくなってしまうということです。
他にも、疑問点などありましたら、お気軽にコメントをおよせください。
横からすいません、鈴木さんと管理人は同じことを言っていますよ。管理人が言っているのは、「キルスイッチを”無効”にすると匿名性がなくなる、つまり有効にしとけ」ということで、鈴木さんは「無効にしないほうがいい、つまり有効にしといた方がいい」と言ってるんで。おそらくどこかで読み間違えたのかと。
VPN情報局にコメントありがとうございます。
ご指摘感謝いたします。
ご指摘の通り、コメントしてくださった方の内容と当記事は同じ事を言っています。
こんにちは。
2の「同時に通信を行う」についてですが、セキュリティソフト(ウィルスバスタークラウド)も通信を行なっていると思います。匿名性保護の観点では、セキュリティソフトも切った状態にした方がいいと言うことになるでしょうか?
SNSなどでの自分語りも追加しておいたほうがいいと思いますよ