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今回は、ANAの機内WiFiの危険性を解説します。
ANAの機内WiFiとは?
現在、ANAではB787などの一部の機体でWiFiの利用が可能になっています。
また、2018年4月からは国内線でのインターネットの利用が無料化されることが発表されています。
ANAの機内WiFiを利用すると、空を飛んでいる飛行機の中から衛星回線経由で、インターネットのやりとりができるようになります。
危険な理由
ANAのWiFiへのアクセスには、パスワードなどが必要ありません。
ワンタップで、WiFiに接続できるのは非常に便利ですが、その反面、無線通信は一切の暗号化がかかっていないことになります。
技術的には、同じ機内にいる全員の通信をすべて傍受し、盗聴・記録することができます。
また、送受信されているデータをリアルタイムで改ざんすることも可能です。
つまり、ANAの機内でのWiFiの利用には大きな危険性があることになります。
対処方法
「無線LANは暗号化がされていないため、VPNの利用をおすすめします」ということが記載されたガイドブックが座席に備え付けられています。
特に、重要なデータをやりとりする方はVPNの利用を強くおすすめします。
VPNとは?
VPNを利用すると、あなたのパソコンの通信がすべて暗号化されることになります。
そのため、通信の傍受や改ざん・ウイルスの混入などから守ることができます。
おすすめのVPNは?
私は、NordVPNというVPNを機内で利用できましたので、そちらをおすすめします。
機内でVPNを契約することは難しいため、利用する予定がある方は前もって、NordVPNの契約をすることをおすすめします。