みなさんがよく利用しているカフェ「スターバックスコーヒー」のWiFiに接続する際は、VPNが必須である理由を紹介します。
スタバWiFiの危険性
スタバWiFIには、誰もが接続できるようになっています。
そのため、SSIDさえわかれば、パスワードを入力せずにスタバWiFIを利用してインターネットを利用できます。
一見、便利のように見えますが、ここには大きな落とし穴があります。
誰もが接続できるため、WiFi通信の暗号化がされていません。
暗号化されてない危険性
1.通信内容が盗聴される
暗号化されていないため同じWiFiに接続しているほかの人は、簡単にあなたの通信をのぞき見・盗聴することが可能です。
メールで会社の重要なファイルをやりとりする際に、そのファイルを第三者に閲覧されてしまう可能性があります。
また、LINEなどのSNSツールでのやりとりも第三者に盗聴される可能性があります。
ショッピングサイトなどでクレジットカード情報を入力することがありますが、その情報も第三者が盗み取ることも可能となっています。
2.通信内容が改ざんされる
悪意のある人が通信内容を改ざんすることも可能です。
例えば、あなたがA銀行のオンラインバンキングを利用しているとします。
いつも通り、A銀行のオンラインバンキングのログインページにアクセスしたとします。
あなたのパソコンには、いつもと同じURLしか表示されていません。
しかし、実際は悪意のある人が作成した偽のオンラインバンキングのログインページが表示されていて、そこに入力したログインIDとパスワードが悪意のある人に渡ってしまう可能性もあります。
しかも、リアルタイムで入力した情報が第三者の手元に届くため、ワンタイムパスワードなども効果を果たしてくれません。
3.パソコンがハッキングさえる
パソコンの設定が適切でない場合、あなたのパソコンの中身を公表している可能性があります。
その場合、パソコンの中に保存されているデータが第三者に見放題となってしまいます。
アプリケーション自体やその設定ファイルまでもが共有状態となっている場合、その情報を元にハッキングされる可能性すらあります。
スタバWiFIの危険性をなくす方法
1.そもそも利用しない
そもそもスタバWiFIを利用しなければ、危険性はまったくありません。
2.VPNを利用する
スタバWiFiを安全に利用するには、通信をすべて暗号化する必要があります。
そこで、VPNというサービスを利用することで通信を暗号化することが可能になります。
あなたがAというサイトを開いたときを考えます。
通常であれば、そのAというサイトとあなたのパソコンがインターネットで直接、接続され通信を行います。
VPNを利用した場合、あなたのパソコンは一度VPN専用パソコンに接続されます。
そして、そのVPN専用パソコンからAというサイトに接続されるようになります。
パソコン同士が伝言ゲームをやっているような状態です。
ここで重要となっているのが、あなたのパソコンとVPN専用パソコンの間の通信はすべて暗号化されているということです。
そのため、スタバWiFiなどの無料公衆無線LANを利用したとしても、通信内容を盗聴・改ざんされるおそれがありません。
VPN情報局では、以下の記事でランキング形式でおすすめのVPNを紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
コメント
httpsなどのサイトとかなら比較的安全とかないんですか?
VPN情報局にコメントありがとうございます。
確かに、httpsであれば比較的安全です。
ただ、httpsがついていれば”絶対にすべての通信が暗号化されてる”とは限りません。
一部のデータは暗号化をせずに通信を行っている可能性もあります。
他にも疑問点などありましたら、お気軽にコメントをおよせください。
大変参考になりました。ところで、ガストで無料Wi-Fiを利用していて私のアクセスのみブロックすyoる事は可能でしょうか?アクセスポイント一覧に表示されない場合ブロックされたことになりますよね。利用規約には個人を特定しません。と記載がありました。お手数でなければお教えいただければと思います。よろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます。
記事で詳細についてまとめました。
無料WiFiの管理者は個人を特定することが可能なのか?