今回はVPNを利用していて動画が再生できないときの原因とその対処方法を紹介します。
たまにVPNに接続した状態で動画を再生しようとすると、その動画を再生できないことがあります。
それは何が原因なのでしょうか?
動画が再生できないときの原因と対処方法
1.接続がうまくいっていない
VPN専用ソフトを利用すれば、基本的には問題なくVPNサーバーに接続されます。
しかし、複数のソフトウェアやアプリが動いているパソコンやスマホでは他のソフトウェアと干渉してしまい、うまく動作しないことがあります。
そういったときは、再度VPNのソフトウェアからVPNからの切断を行って、再度接続することでうまくいくようになります。
それでもうまく行かないときは、一度アプリやソフトウェアをアンインストールしてから、再度インストールしてログインしてから再接続を行ってみてください。
2.VPNサーバーが不安定
たまたま接続されたVPNサーバーが多くの人に利用されているため、通信速度が低速となってしまっている場合があります。
そういったときは、一度VPNの切断を行って他のVPNサーバーを選択するようにします。
NordVPNでは、そういったVPNサーバーの選択ミスを避けるようにするために「Quick Connect」という機能が用意されています。
ExpressVPNでは、「Smart Connect」という名前で同じ機能が提供されています。
この機能を利用すると、自動的に混雑しているサーバーを避けて、VPNサーバーを選択されて接続がされます。
3.広告ブロックが悪さをしている
最近のVPNサービスでは、自動的に広告やマルウェアの通信をブロックするようなシステムが導入されています。
NordVPNでは、「CyberSec」という名前です。
この機能がオンになっていると、本来動画再生に必要な機能自体をブロックしてしまうことがあります。
また、サイトによっては広告を閲覧しないと、動画が再生されないようにプログラムがくまれていることもあります。
そういったサイトでは、広告ブロック機能が有効になっている動画の再生ができなくなってしまいます。
CyberSecなどの広告ブロック機能を無効にしてから、再度アクセスしてみてください。
4.国単位でブロックされている
国によっては、アダルトコンテンツへのアクセス自体を規制していることもあります。
また、YouTubeなどといった動画サイトへのアクセス自体も規制されていることがあります。
こういった国に設置されているVPNサーバーを利用すると、その国の規制の対象となってしまい動画が再生できなくなってしまいます。
日本から近い国だと、韓国などはアダルトサイトへのブロックを行っており、VPNサーバーが影響を受けていることがあります。
そういった可能性がある国に接続しているときは、他の近い国のVPNサーバーに接続直してみてください。
5.ブラウザが対応していない
動画サイトによっては、特殊な方式で動画を配信していることがあります。
そういった特殊な方式の場合、OperaやMicrosoft Edgeなどのブラウザが対応しておらず再生ができないことがあります。
基本的に、Chromeを使っておけばそういったことは防ぐことができます。
動画が再生できないときはブラウザを変えてみましょう。
以上の5つがVPNを利用した時に動画が再生できないときの原因とその対処方法です。